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平和のつどい 「命をいただく」~魚をさばく~

 こぐま保育園では、今を生きる子どもたちに命や平和を大切にしていってほしいと願いを込めて、毎年、広島・長崎に原爆を投下された8月と真珠湾攻撃をした12月に、「平和のつどい」を行っています。


 今年の12月の平和のつどいは、いつも食べる魚がどうやってみんなの食卓に並ぶのかを知ったり、魚をさばいていただくことを通じて「命をいただく」ということを感じ、考える機会にしました。


 夜中に漁に出ていく映像を見て、「暗くて魚が寝てるから夜とりに行くんじゃない?」「みんなが昼に食べられるように取りに行ってるんだな~すごい」と5才児さん。みんな興味津々!


 魚をさばくのは、保護者で、お魚をさばくプロのお父さんにお願いしました。

見事な手さばきで鯛の内臓が取り出されたり、三枚におろされていくのをじっと見入るこどもたち。お魚自体が「3才が食べごろ」というお話にもびっくりのこどもたちでした。



 おろされた鯛は、塩焼きにして「鯛ご飯」にしていただきました。焼きあがった鯛を見て「きれい~おいしそう~!」と4才児。骨や内臓を取り除く様子を見ていたからこその感想ですね。普段は白ご飯があまり好きでない子たちも「おいしい!」とよくおかわりして食べました!


 それから、おかしらは煮つけに、骨はおつゆのだしに使いました。すべてをあますことなく魚を味わった子どもたち。今回、ただ食するものとしての「さかな」だけでなく、さかなの命を感じたり、自分が生きるためにいろんな人が関わっていることを知ることができました。今後、子どもたちがいろいろ考え、感じながら、あじわっていってほしいなと思います。





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